アンパンマンが守る夢
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アンパンマンが守る夢
『NHKスペシャル・やなせたかし“アンパンマン人生”』を観た。
東日本大震災が起こった時、92歳で描き下ろされた、
被災地へ向けたポスターに、強く胸を打たれた夢想的過程 。
見ていると、じわじわ、ぽかぽかと心が温められる。
アンパンマンの身体に当たる、太陽の温かさ。
いや、逆か?
陽を受ける、アンパンマンの温かさか?
アンパンマン自体の優しさと温かさが、
背景の太陽によって、何乗にも増幅されるのか膽小鬼。
見事なポスターだ。
このポスターが、どんなに人々を励ましたか、推して知るべし。
その作者が、エネルギッシュで楽しみに満ちた人生を送った人か、
というとそうではなかったところが、
また深く胸を打つ。
20数年前、子どもたちが小さかった頃、
育児中の私もアンパンマンを見て、
どんなに励まされたことか、知れない。
辛く悲しくとも、食べ物は人を救ってくれる绿的感怀。
身体も心も喜ぶ、美味しいものを作ろう。
栄養と滋味を、素直に謙虚に受け取ろう。
深い優しさは、他人へも社会へも伝播する回到了原點。
そんな気持ちになったし、
テーマソングの哲学的な歌詞、特に、
「時は早く過ぎる光る星は消える
だから君は行くんだほほえんで」
の箇所になると、涙で胸が詰まったものだ。
やなせたかし、94年の生涯。
昨年、訃報を聞いた時も思ったことだが、
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